Q 同じ商品のページがたくさん出てきました。どれが正しいページなのでしょうか?
A 基本的には一番ランキングの高いページで出品しましょう。
まずAmazonの基礎知識ですが、Amazonは一般のセラーが商品カタログを自由に作れます。
規約によると、同じ商品は一つの商品ページに統一する必要があります。
しかし既存の商品ページに販売規制がかかっていたり、ライバルが複数いる場合は、自分でオリジナルのページを作成するセラーもいるのです。
こういった理由で、同じ商品でもたくさんの商品ページが存在することがあります。
商品が同じなら(並行輸入品やJAN違いに注意!)どのページで出品してもいいですが、基本的には一番ランキングの高いページ、つまり売れているページに出品するといいでしょう。
どのページでも頻繁に商品が売れていれば、ランキングが低くても相場が高いページで出品してみても良いです。
Q 出品者規制の見分け方について教えて下さい。
A モノレートの出品制限というボタンをクリックしましょう。
これはセラーセントラルの商品登録画面から確認することができます。
モノレートの出品制限というボタンをクリックすると、素早くこの登録画面を開くことができます。
ボタンは右下の赤丸の箇所です。
ここをクリックすると、セラーセントラルの出品画面へ移動します。
出品できる商品だと下記の様に、新品、中古の欄に出品するというボタンがあります。
出品できない商品だと下記の様に、ボタンは表示されません。
規制されているブランドはアカウントによって違うので、初めて取り扱うブランドの場合は必ず確認しましょう。
Q 季節商品の見分け方、仕入れ方をどのようにすればいいか教えて下さい。
A モノレートを12ヶ月または全期間で見て、去年の冬のデータを参考にしましょう。
季節商品の見分け方についてですが、これは簡単です。
まずはモノレートを12ヶ月、もしくは全期間で見ます。
特定の期間だけ、ランキングの動きや商品の価格が大きく変わっていたら
季節商品である可能性が高いです。
これはあるガスファンヒーターのグラフですが、大体10月半ばから2月半ばになると、物凄く売れてくることが、下のランキングを見ると分かります。
また価格も冬の間は12000~14000程度で推移しており、全体的な相場も夏より上がっています。
このデータを参考にして、仕入れ値を決める事をオススメします。
売れ時の1~2ヶ月前からリサーチをはじめ、大体利益率で20~30%ほど利幅を取って仕入れられると、冬の利益に大きく貢献をしてくれるでしょう。
しかしこの時、商品価格が去年より下がらないのか?
という疑問もあるかと思います。これは確かに尤もな疑問です。
冬に新型の商品が出ると、旧型が値下がりする傾向はあります。対策は利幅を多めにとって値下げに対応できるように仕入れることです。
※商品にもよりますが、値下がりは10%~20%程度です。
転売に慣れてきた方は、仕入れる前に商品のメーカーホームぺージを見ておきましょう。
新型の情報をチェックしたり、これまでの旧型商品の型番をモノレートでリサーチして2~3年前に新型が出た時どのような値動きをしたのかまで調べておくと万全です。
代表的な冬物だと、ガスファンヒーター、タイヤチェーン、こたつ、加湿器、保温タンブラー、電気毛布などが挙げられます。
クリスマス商戦でゲーム機なども値上がりする傾向があるので、これらの商品はぜひリサーチをしてみて下さい。
Q モノレートの商品ランキングが途切れています。
A モノレートのエラーです。
時にはモノレートのデータが完全でないこともあります。
例えば商品の価格情報はあるのに、ランキング情報が消えている場合もあります。
これは完全にモノレートのエラーなので、気にせずに次の商品をリサーチしましょう。
Q 最低価格が大きく変動している商品は、販売価格をどのように予想すればいいですか?
A 他のライバルの在庫状況と、仕入れ値を予想することが重要です。
最低価格が上がったり下がったり動いている商品は、自分が損をしない金額で仕入れる事を心がけましょう。
例えば商品金額が15000円~18000円で変動していたとします。
しかし、最低でも15000円でなら売れていることが分かるのであれば、15000円で売れた時に、利益が0円になるくらいの仕入れ額で仕入れてみるのはアリでしょう。
そしてこの時に、必ずライバルの行動を予測することが肝心です。例えば、同じ商品を扱うセラーの評価がまだ少なく、在庫も1点しか抱えていなければ、自分と同じ個人転売プレーヤーであると予想できます。
このような個人セラーは資金繰りが厳しいので、早めに価格を下げて商品を売ってくると予想できます。
在庫をたくさん持っていて評価も高いセラーであれば、それほど過度に価格競争はしてこない傾向があります。
なぜならそれ以前に高い価格で販売している経験もあり、在庫を抱えるだけの資金力があるので、相場が元に戻るのを待つことができるからです。
ライバルの動向を予想して販売すると、その予想が当たるか外れるか、一つの結果が出ます。
するとライバルの動向が分かるので、次に同じ商品を仕入れるかどうかの判断ができるようになります。
このライバルと市場の動向を読む力がつけるために、資金に余裕があるのであれば、高値で売るチャレンジをしても良いでしょう。
Q 出品者数がずっと1人なのですが、これはどういう意味でしょうか?
A 独占商品である可能性があるので危険です。避けましょう。
上記の様にずっと一定の価格で、出品者数もすぐに1人に戻る商品は独占商品である可能性があります。
この商品に相乗りしてしまうと、出品者から商標権侵害や真贋の疑いでクレームを付けられてアカウントが止まってしまう可能性があります。
出品しないほうがいい商品を見分けるには、以下のポイントに気を付けて下さい。
【出品しないほうがいい商品の見分け方②】
Amazonページや商品タイトルに【正規品】と記載されている商品は注意。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0722N72Z2
こちらの商品の様に、 メーカーが直接自社の商品をAmazonに出品している場合、
メーカーが非正規品や偽物の流通を厳しく監視をしていることが多いです。
このような商品は商品説明に 「〇〇は〇〇店が正規販売店です」などと、わざわざ記載されている事が多いです。
【出品しないほうがいい商品の見分け方③】
現在出品している出品者が大手しかいない。
個人セラーが全て商標権テスト(メーカーからの請求書をを出せと言われる)に
引っかかっている可能性があります。