ここからは、オートトレードするための基礎となる、外注化について詳しく解説をしていきます。
外注化という言葉は、皆さんご存知でしょうか?
ビジネスを始めたばかりの方にとってはなかなか馴染みがない言葉かも知れません。
外注化とは要するに、自分の仕事を誰か他の人(または会社)にお金を払って依頼することを言います。
(※SOHO ソーホー/ アウトソージングなどとも言います。)
転売ビジネスである程度利益を確保できるようになってきたら、単調な作業の繰り返しなので自分で作業しなくてもいいことに気付くようになってきます。
全ての作業を自分でやる必要は全くないので、とっとと外注化して手離れしつつ欲しいだけの利益を残せる状態を目指していきましょう。
少しづつでいいので、仕事の一部を誰か他の人であったり、ツールにやってもらいます。
すると、自分はより利益の出る作業に集中することができるのでビジネス全体の収益を大きく伸ばすことができます。
外注化して極めていけば、自動で収益が生まれる仕組みを作ることが可能になります。
この外注化させた仕組みづくりこそ、今回お伝えしているノウハウの真髄であり、あなたが極めてほしいことになります。まさにオートトレードで儲ける仕組みを作っていただきたいのです。
このような仕組みを作るのはビジネスとして当然目指すべきところになります。いつまでも、自分が作業しないとお金が生み出せない状態は労働となんら変わりませんからね。
せっかく転売に慣れてきたころなので、最初は、とっつきにくいかも知れませんし、また労力もかかります。
しかし、完成すれば自分が何もしなくても収益を上げ続ける仕組みが完成するので、次の新しいビジネスに注力したりすることができるようになります。
しっかりこのステージを乗り越えるまでは諦めずに取り組んでいただきたいなと思います。
外注を始めるタイミング
外注化に取り組むタイミングについて、目安としては、転売を開始して1ヶ月め、または利益で10万円くらいを一人で稼げる様になってから行うのがオススメです。
10万利益を稼いだ頃がちょうど、転売の作業を一通り自分で体験した状態になるからです。
でも、目安なので、適宜自分の判断で行って構いません。
外注化には当然お金がかかります。外注さんに効率のいい仕事をしてもらう為には、当然ですが自分が作業全体の流れを把握していなければいけません。
自分は時間がないから最初から外注さんを雇いたい!
と思うでしょうが、全く未経験の作業を外注化しようとしても外注さんに的確な指示はできません。
焦って外注化をしたのはいいけれど、うまく作業が回らず、結局は自分で調べて対応するのと変わらない・・・。という事にになってしまってはお金の無駄遣いになってしまいます。
なのでまずは、全体の作業を自分で一通り経験した上で、一人でもビジネスを回せる状態になってから外注化を始めていきましょう。
まず自分の作業を整理しよう
外注化のファーストステップは、どの作業をどの順番で外注化していけばいいか?を明確に決めるところから始まります。
なので、まずは自分が現在取り組んでいる作業と、かかっている作業時間を表にして整理しましょう。
この時に、この作業はどれくらい利益に貢献しているか?を考えて重要度を3段階で分けると良いでしょう。
例えば、リサーチ作業は考える部分が多い作業なので、利益の伸びに一番貢献するだろうと考えたのであれば、リサーチ作業の重要度を大とすると良いでしょう。
反対に、商品の検品~発送作業は決まった流れのルーティーンワークなので工夫しても利益が伸びにくいでしょう。
このような作業は、重要度を小とするといいでしょう。
例えばですが、下の表のように、自分の作業をまとめてみてください。
作業表 例
作業の分け方は、それぞれ自分が感じたままに分けて頂いて構いません。作業工程の洗い出しをする場合は、細かく分けることをおすすめします・
外注さんは全くの素人なので細かく分けているほうが伝える時に教えやすいからです。
例えば、「セラーセントラルにログインする」というように、外注さんに再現可能なレベルまで、1つ1つの工程を落とし込むということです。
真っ先に外注化させていただきたい作業は、時間がかかるけれど、重要度が低い、つまり利益への貢献度が低い作業です。
生産性が低い作業と言い換えてもいいでしょう。
例えば検品~発送の作業は誰にでもできる作業ですが、この作業を突き詰めても、伸びる利益には限界があります。
このような作業は優先的に外注化していきましょう。
また自分が苦手な作業、ストレスを感じる作業も生産性を下げる原因なので外注化の優先度は高いと言えるでしょう。
この表が完成したら、まずは一つ作業を外注化してみることをオススメします。はじめはリスト作成の作業の外注化から始めるのがおススメです。
外注化する作業を決めたら、次の外注マニュアルの作成方法に進んでください。