(※記載している内容は変更されている場合がございます)
不用品販売をするうえでヤフオクやメルカリ、を紹介しましたが今回は日本のだれもが知っている、ネットショップ「Amazon」で個人でも不用品を販売できる
「アカウントの作成方法」と「Amazonの倉庫まで納品する方法」について解説していきます。
Amazonの圧倒的な集客力は、日ごろからネットで商品を購入することに慣れている人だったら、すごくわかるかと思います。
今の時代は70代の夫婦の会話でも「Amazonで買っておいて」というフレーズが出てくるほどAmazonの認知度は非常に高いです。
日本のネットショップはアマゾン以外にもたくさんありますよね?
例えば、ヤフーショッピング、楽天市場など、
でもAmazonは圧倒的な使いやすさと注文から到着までのスピードと言ったら、ヤフーショッピングや楽天市場、その他ネットショップよりもはるかに優れているので多くの顧客を集めているのです。
これだけ利用者を多く獲得しているAmazonというプラットフォームで商品を出品すればどういうことが起きるでしょうか?
閲覧者が多いことにより、人気商品では商品を出品してから購入されるまで1日なんてこともあります。
そして、発送スピードや利用のしやすさによって販売価格に変化が起こっています。
例として「ハーマンカードン」という商品を見てみましょう。
こちらがヤフオクでハーマンカードンの新品が落札された履歴です。
大体8000円~9000円の間で落ち着いています。
それに対してAmazonでは、ハーマンカードンの新品が、以下のように10900円で販売されています。
ヤフオクでは約9000円だったた商品が
Amazonでは約11000円で販売されています。
モノレートというAmazonで商品がどのくらい販売されているか
履歴を見ることができるのですが、このハーマンカードンという商品を調査してみると1か月間に約90個売れている超人気商品でした。
単純計算で1日3個売れているということになります。こうして記事を書いているうちに10900円の商品が売り切れているかもしれません。
この結果を見ていただければお分かりの通り、Amazonでは約2000円ほど商品の価格が上がってもお客様は購入することが分かります。
ですので、不用品を販売するうえでより多くの軍資金を作っていただくためにamazonで不用品を販売する方法を学んでいただこうと思います。
ヤフオクやメルカリよりも少し手間がかかりますが、詳しく画像を使いながら丁寧に解説していきますので最後までついてきていただければと思います。
Amazonアカウント作成方法
①「今すぐ登録する」をクリック
②アカウントを作成
名前、Eメールアドレス、パスワード、文字列を入力。必要事項を記入して「Amazonアカウントを作成」をクリック。
③出品用アカウントの設定
正式名称/販売業者名、会社をお持ちの方は会社名、個人の方は本名を記入してください。
記入が終わりましたら、「Amazonサービスビジネスソリューション契約」を読んだうえで、「私は、以下の契約の条項を読み、その内容に同意しました」にチェックを入れてください。
終わりましたら「次へ」をクリック。
④出品者情報の入力
店舗名、国、郵便番号、都道府県、市区町村、住所1、電話番号認証に使用するPINの受け取り方法、携帯電話番号を記入後、「すぐにSMSを受信する」をクリックしてナビゲーション通りに進んでください。
電話番号認証が終わりましたら「次へ」をクリックしてください。
出品用アカウント作成完了
これで登録は以上になります。これで不用品販売でより多くの軍資金を作る準備が整いました。
出品用アカウントを作成できましたら、次は実際に商品を出品する作業に入ります。
Amazonの規約上、出品できない商品やカテゴリーがございますので、そちらも丁寧に解説していきます。
Amazonの倉庫まで納品する方法
商品登録
①セラーセントラルでログイン
Eメールまたは携帯番号、パスワードを記入のうえ、
「サインイン」をクリックしてください。
セラーセントラルにログインが完了すると以下のようなページに移ります。
②「在庫」→「商品登録」をクリック
そしたら↓商品登録のページに移ります。
③商品を1点ずつ登録する
商品の型番やJANコードを検索窓に入力後「検索」をクリック。
今回は「東芝 サイクロンクリーナー トルネオV グランレッド VC-SG512(R)」
という商品の新品を出品する場合の手順を解説します。
中古品の出品方法は後程解説します。
今回商品の型番は「VC-SG512(R)」なので、検索窓にVC-SG512(R)を入力後、検索をクリックします。
③「出品する」をクリック。検索結果の一覧から自分が出品する商品と同じ商品を見つけ、「出品する」をクリックします。
そうすると↓のような画面に移ります。
※今回出品するシャープの掃除機は、新品,再生品,中古の右側に「出品する」というボタンが出ています。
しかし、ヤフオクやメルカリと違ってAmazonは、出品規制カテゴリーと出品規制ブランドという制度があります。
1つずつ解説していきます。
出品規制カテゴリー
ヤフオクやメルカリのように
ほとんどの商品カテゴリーを出品することができるのに対し、
Amazonはカテゴリーごとに制限を設けています。
出品許可が必要なカテゴリー
・服&ファッション
・シューズ&バッグ
・時計
・ペット用品
・ジュエリー
・ドラッグストア
・ビューティー
・食品・飲料
新規出品をする際に、以上のカテゴリーの商品は、Amazonに出品の申請が必要です。
しかし、商品を見てカテゴリーを、自分で判断することは難しいです。
なので、以下で解説する商品登録の際に、Amazonに判断してもらう方法が一番簡単で正確です。
しょっぴん規制がかかっている商品は、出品しようとすると↓のような表記がなされています。
普通に出品許可申請が必要ではなく出品できる商品は、↓のような表記がなされています。
Amazonで不用品販売をするだけの場合は、出品許可申請をする必要はありません。
Amazonで出品許可申請が必要な商品は、ヤフオクやメルカリで出品してください。
出品規制ブランド
出品規制カテゴリーと同じように、ブランドごとにも規制が設けられております。
出品許可が必要なブランド
・ショップジャパン
・BOSE
・SONY
・Panasonic
・EPSON
・富士フィルム(FUJIFILM)
・CASIO
・BROTHER
・DJI
・GOPRO
・CANON
・NIKON
・Hoppetta
・Ergobaby
・RICOH
・PENTAX
・OLYMPUS
・SIGMA
・BenQ Japan
・TAMRON
・CAPTAIN STAG
※アカウントによって解除されている場合もあります。
パナソニックのドライヤーを出品しようとすると、以下のように新品は「出品許可申請」が必要になっています。
Amazonで不用品販売をするだけの場合は、出品許可申請をする必要はありません。
Amazonで出品許可申請が必要な商品は、ヤフオクやメルカリで出品してください。
それでは次の手順に移ります。
④出品情報の入力
出品者SKU:出品者専用の商品管理IDのことです。商品ごとに個別の番号を決めることができます。
おすすめの方法は日付を入れることです。(例2020-06-12)
こうすることでいつ出品した商品化一目で判断できます
販売価格:ご自身で販売したい価格を入力します。
今回は25000円で販売してみます。
ポイント:販売価格にプラスしてAmazonで使えるポイントを決める事ができます。
ポイントをつけてしまうと売り上げから
ポイント分の金額が引かれるので未記入で大丈夫です。
コンディション:今回は新品を選択します。
中古品の場合は、「中古-可」「中古-良い」「中古-非常に良い」「中古-ほぼ新品」の中から
ご自身の判断でコンディションを決めます。
出荷作業日数:未記入で大丈夫です。
フルフィルメントチャネル:
出品する商品を自宅に置いておく場合→商品が売れた場合
→ 自分で商品を発送する(出品者在庫)
出品する商品をAmazonの倉庫に送る場合→
→ 商品が売れた場合、Amazonに配送を代行およびカスタマーサービスを依頼する(FBA在庫)
おすすめはAmazonの倉庫に送ることです。
Amazonの倉庫に送ってしまえば、商品が売れてから発送まで
すべてAmazonが代理でやってくれます。
それに家も片づけることができるので大変便利です。
今回は「Amazonの倉庫に送る場合」で解説していきます。
必要事項を記入できましたら「保存して終了」をクリック。
⑤「Amazonから出荷」に変換する
「保存して次に進む」をクリック。
⑥新規に納品プランを作成
「新規の納品プランを作成」、「個別の商品(異なる商品で構成)」にチェックを入れて「続ける」をクリック。
⑦数量を入力
数量の欄に個数を入力し、「続ける」をクリック。2個同じ型番、状態の商品がありましたら2と入力してください。
⑧商品ラベルを貼付
「ラベルを印刷」をクリック。
そしたらPDFがダウンロードされますので、そのPDFを開いて画面右上にある「⇩」をクリックしてください。
そして保存先のフォルダーを選択して保存を完了させてください。
※見分けがつくようにAmazon用にフォルダを作っていただいて
そのフォルダに保存してください。
保存が完了したらセラーセントラルの画面に戻り、「続ける」をクリックしてください。
⑨納品の確認
ここは何も触らないで大丈夫ですので「納品を作成する」をクリックしてください。
⑩納品を表示
ここは何も触らないで大丈夫ですので「納品作業を続ける」をクリックしてください。
⑪発送準備
1. 納品する商品を確認
特に入力すべき個所はありません。
2. 配送
配送業者:FBAパートナーキャリア (日本郵便)をお勧めします
キャンペーン中はAmazon倉庫までの送料が無料になります。
キャンペーン対象外の場合は、お好きな郵送業者をお選びください。
3. 輸送箱
輸送箱数:輸送箱数【1個】を選択
(複数の商品を1つの箱に詰めて発送する場合は、
複数を選択してください。)
輸送箱の重量 (kg):測って入力してください。
輸送箱の寸法 (cm):測って入力してください。
以上の入力が終わりましたら確認するをクリックしてください
(パートナーキャリア)
(一般配送業者)
4. 配送料
緑色の文字で「入力値の確認ができました。」と表示されたら
「計算する」をクリックしてください。
計算が完了しましたら、利用規約を読んで「FBAパートナーキャリアの利用規約に同意します。」
の左側にチェックを入れます。
(一般配送業者の場合、配送料の計算はございません)
そして「請求額を承認」をクリックしてください。
緑色の文字で「請求を承認しました」と表示されたら、「配送ラベルを印刷」をクリックしてください。
そしたらPDFがダウンロードされますので、そのPDFを開いて画面右上にある「⇩」をクリックしてください。
そして保存先のフォルダーを選択して保存を完了させてください。
※見分けがつくようにAmazon用にフォルダを作っていただいて
そのフォルダに保存してください。
保存が完了したらセラーセントラルの画面に戻り、「クリックすると納品が完了します」をクリックしてください。
(パートナーキャリア)
(一般配送業者)
これで納品手続きが完了しました。
続いては、商品ラベルと配送ラベルをどのように使って納品するのか解説していきます。
FBA納品準備
アマゾンが顧客対応、商品管理、注文受領、発送までを全て管理してくれるアマゾンの倉庫まで発送する準備の方法について
ご説明いたします。
①商品ラベルを印刷
Amazon出品用に作ったフォルダー内の、商品ラベル(5×3センチほどのバーコード)を印刷していただきます。
商品ラベルはシール形式で印刷してください。
最近はアマゾンで出品者用に商品ラベルの寸法で印刷できるシールコピー用紙がありますのでそちらを購入して下さい。
【Amazon出品用】 FBA納品ラベル シール 40面 100枚組(4000片) レーザープリンター インクジェットプリンター対応 (A4)
このコピー用紙をコピー機にセットして、「コピー機のマーク」をクリックして印刷してください。
(windows10の場合の表示です)これで商品ラベルの印刷は終了です。
②配送ラベルを印刷
Amazon出品用に作ったフォルダー内の配送ラベルを印刷していただきます。
以下のページを印刷してください
※個人情報は隠しております
隠しているところはあなたの個人情報が入っていることを確認してください。
(パートナーキャリア)
1箱につき2枚印刷されます。
(一般配送業者)
1箱につき1枚印刷されます。
「コピー機のマーク」をクリックして印刷してください。
(windows10の場合の表示です)
これで配送ラベルの印刷は終了です。
③納品時の注意
商品をAmazonの倉庫に発送する際は、注意点があります。
かなり読むところが多いので、要点のみまとめていこうと思います。
・輸送箱の重量が15㎏を超える場合は、箱の天と側面に「重量超過」と明示する
・パッケージに入っていない裸の商品をそのまま納品してはいけない
・配送ラベルは商品箱に直接張らない
・納品ラベル、配送ラベル以外のバーコードは隠す。
・段ボールに過剰にテープを張らない。
・FBA納品時の輸送箱の加工はNG
段ボールをつなげたり、張り合わせたものは納品できません。
・本、CD、DVDなどは禁止事項が多い、ヤフオクやメルカリで出品することをお勧めします。
④商品の梱包
まず商品を段ボール又はストレッチフィルムで梱包します。
(商品ラベルは箱でも段ボール、フィルムのうえでも大丈夫です。
今回は箱に商品ラベルを貼った後の流れを説明します)
配送ラベル1枚目を貼付します。
この時にセロハンテープや透明テープで貼付するのではなく、マスキングテープで四隅を貼ることをお勧めします
そうすることで売れた商品が購入者様に届くときに配送ラベルを
Amazonがはがしてきれいな状態でお客様に商品を届けることができるからです。
そして、配送ラベル2枚目は郵便局員さんが色々な手続きをしたうえで、商品に張ってくれますのでなくさない様にマスキングテープで止めておくことをお勧めします。
(一般配送業者の場合は、
正面の着払いと書かれている用紙は印刷されません)
これでAmazonの倉庫に商品を発送する準備ができました。
⑤商品の発送
あとは、2通りの方法で発送を完了してください。
⑴郵便局や配送業者の配送センターにもっていく
⑵集荷を呼ぶ
郵便局や配送センターがかなり近くにあれば持っていくこともいいですが、
手間と労力を考えればおすすめは⑵です。
⑥納品完了
以上でAmazonの倉庫への納品は完了です。
最後に
多少の手順の違いはあるかもしれませんが、
Amazon公式動画も参考にしてみてください。