廃盤商品リサーチ

プレミアム価格の筆頭と言えば、人気で手に入りにくい新製品と、 もう手に入れられない廃盤商品があります。

新商品は話題になるので簡単に見つかりますが廃盤商品を見つける のには、ちょっとしたコツがいります。

そんな廃盤商品をリサーチするコツを紹介します。

廃盤商品がプレ値になる理由

廃盤商品は古い商品なのになぜ高値が付いても売れるのか??

高値で売れる廃盤商品にはちゃんと理由があります。

・後続の新しい商品が出ていないからそれを使うしかない
・後続の商品には同じ機能・性能がない
・その商品をずっと使っていたから同じものを使いたい
・他に適合する商品がない(専用フィルターなど)
・これから先なくなるから、今のうちに買っておきたいなどなど・・・

『需要』があって『供給』がなくなるというアンバランス状態が 廃盤商品 = プレ値という構図を作っていきます。

廃盤商品は全てプレ値とは限らない

全ての廃盤商品がプレ値になるワケではありません。

『需要』があってこそプレ値になっていきます。

よく廃盤商品の仕入れミスする人は、この『需要』の部分を確認していない事が多いんですね。

メーカーが商品を廃盤にする理由は主に2つあります。

・商品をリニューアルしてリフレッシュする
・売れていないから製造中止にする

前者は新しい商品が出てきても、旧商品の需要があったら廃盤商品 でも売れていきます。

問題は後者です。 もともと売れていなかった商品なので、市場には廃盤商品がたくさん残っている可能性があります。

売れてない商品だからこそ売るために値下がる一方です。

どこでもたたき売りしている商品では利益は出しにくいです。 なので、廃盤商品を仕入れる場合はリサーチが非常に重要になってきます。

廃盤商品を探すには

廃盤商品を探す方法はいろいろあります。

Google 検索を使って廃盤商品を探す方法 Google 検索で廃盤商品を探す場合は『〇〇(商品名) 生産終了』 『△△(メーカー名) 生産終了』このような検索ワードで検索してみましょう。

商品名やメーカー名を入れることによって、メーカーのHPに生産 終了商品のページがある場合、検索結果でそのページが表示される可能性があります。

生産終了商品が掲載されているページさえ見つかれば、そのページ内の商品をリサーチしていけばいいわけです。

『〇〇(商品名) 廃盤商品』と検索をすると、メーカーはまだ生産 している商品でも、お店のラインナップから外すという意味で廃盤商品になっているものまで、検索でひっかかってしまうので注意が必要です。

Amazon の商品ページから確認する

Amazon の商品ページを開いていると、ちょっと下の方に『この商品には新しいモデルがあります』という文章と商品画像が掲載され ている場合があります。

この商品の新しい後続モデルがあるという事は、この商品は廃盤商品の可能性が高いということになります。

パッケージ画像から判断する

Amazonの商品ページと楽天などの商品ページの商品外装デザインが、違っている場合も廃盤商品の可能性があります。

JANコードが一致している場合は外装変更だけの可能性がありますが、JANコードが一致しない場合は廃盤商品の可能性が高いです。

製造年月が古い商品

発売されてから一定期間が経過した商品は廃盤商品の可能性が高く なっていきます。

商品の発売日はモノレートに記載されていたり

メーカーのHPに記載されていたりと様々です。

Amazon の商品ページにも似たような記載がありますが、Amazon が商品を取り扱い始めた日時なので、予約商品などは発売日以前のものもあります。

発売日の参考程度にはなるでしょう。

STマーク

おもちゃではSTマークというものがあり、マーク横の数字が製造 された西暦年数になります。

 

この数字が古ければ古いほど廃盤商品の可能性が高くなり、需要がある商品ならプレ値を付けている可能性が高くなっています。

廃盤商品とわかったら『需要』があるかをしっかりチェックしましょう!

モノレートでこれまで売れていた商品なら今後も需要が高くプレ値になる可能性が高くなります。

逆に売れていなかった商品は何かしらで話題にならない限り今後も 売れない可能性の方が高いでしょう。

しかし、新商品が出た後にパタッと売れ行きが鈍った商品は、新商品の方が高性能で売れている可能性がありますので、後続商品発売後 のモノレートもしっかりチェックしましょう!

廃盤商品はモノがどんどんなくなっていきます。

仕入れ可能な商品 と出会ったらスピード勝負です。

新商品が発売されるということは、それだけ廃盤になる商品があるということです。

廃番で見つけやすい『メーカー廃盤商品』

皆さんがリサーチや、普通にWEBで買い物をしているときにこういう画面を見つけたことありませんか?

これはメーカーが生産を終了したり、新しい商品が出てきたりして 『廃盤』となった商品です。

今や一日に多くの新商品が発売されているわけですから、そのぶんだけ廃盤になっていく商品もあるわけです。

いつも使っていた〇〇〇を買いに行ったのに

・新しい商品に変わってた・・・
・新しいのを使ってみたけど、前の商品の方が良かった・・・
・これまで使っていた商品の方が安心して使えるし・・・

これが廃盤商品が売れる理由です。

廃盤商品=利益商品となる原理になります。 新しい商品が出ても、前の商品が欲しい人がいるわけです。

でもメーカー廃盤商品ですから供給はないので、需要がある廃盤商品はどんどん市場から消えていきます。

メーカー廃盤商品を探す方法

ではどのようにして廃盤商品を探すのでしょうか?

実は、メーカーのHPなどに載っていることが多いです。

例えば『花王 製造終了』と Google で検索すると

こんな感じで出てきます。

一番上のサイトを見てみると、

直近6ヶ月の製造終了商品とこれから2ヶ月の間に製造終了予定と なっている商品の一覧が出てきました。

他のメーカーにも製造終了商品のページがあったりするので、『〇〇 (メーカー名) 製造終了』みたいに検索すると各メーカー廃盤商品 を掲載しているページを見つけられます。

利益商品となるメーカー廃盤商品とは

▼コチラの商品を見てみてください。

販売終了となった商品ですが、

同じ時期に Amazon の販売も終了して、そこからほぼ定価以上の価格で推移しています。

この商品をYahooや楽天で検索するとAmazonに合わせていない販売サイトがありました。

今時点で大きな利益は出せませんが、廃盤商品のため、いずれ枯渇してきます。 そうなると、この商品が欲しい人は値段が高くても買う、という現象が起きるわけです。

廃盤商品がおいしいタイミングは2つ

1.メーカーが製造終了になった直後
2.他の販売サイトが軒並み売り切れた時

前者は製造終了の情報を事前に知っておくことが重要となります。

後者は安いうちに仕入れて、寝かせておく事が前提となります。

今はまだ在庫があるので価格が落ち着いていますが、これから在庫が切れたら徐々に上がる可能性があります。

Amazon の価格に追従してこないサイトもあるので、製造終了品のリストに載っていて、値段がプレ値になっているのに安値で売っているサイトを発見したら仕入れチャンスになります。

メーカー廃盤商品を扱う店舗を探す

廃盤商品がどのサイトも値上げされていて仕入れできない・・・

そんな場合でも諦めるのは早いです!

これは店舗でも扱っている商品前提になりますが、Google の検索で『〇〇(メーカー名) + 取り扱い店舗』などと検索すると、そのメーカーの商品を取り扱っている店舗一覧が表示されたりします。

家電や電装系の商品、化粧品などもありますWeb上の在庫が完全に枯渇していても、田舎や郊外の店舗にはひっそりと残っている場合があります。

各メーカーサイトに取り扱い店舗一覧があったら、プレ値商品の在庫があるかどうか電話などで片っぱしから確認してみるのもいいで しょう。

仕入れは店舗へ行く事になる場合が多いと思いますが、店舗によっては配送してくれるかもしれませんので、在庫確認の際に一緒に確認してみましょう。

廃盤商品を仕入れる際の注意点

まず仕入れる商品の大前提として『売れていた商品』であること。

売れていなかった商品は廃盤になっても需要が少ないためプレ値になる可能性が低くなります。

新商品が出ても、以前の商品が売れていること。

これはモノレートを見ればわかると思いますので、これから廃盤になる商品がわかったらモノレートでしっかり確認してみましょう。

廃盤商品は寝かせた方が高値になる可能性もありますので、ある程度資金に余裕がある場合には寝かせの手法もオススメです。

安い仕入れサイトがあったら、速攻で仕入れて売ってしまうのもありです。

最終的に自分しか在庫持っていない場合なんかは…… プレ値商品の独占販売ができてしまうかもしれないので、ぜひこのような商品を探してみましょう。