Amazonには、商品を販売する際にセラーによって出品できない商品のジャンルやカテゴリー、メーカーがあります。
もし、間違ったそれらの商品を仕入れてしまうと、Amazonでは販売できず、不良在庫となってしまいます。
Amazonの規約でも決められているので、必ず守りましょう。
もし仕入れてしまった場合は、サクッとヤフオクやメルカリで捌いて次へいきましょうね。
目次
FBA 納品が禁止されている商品
ここではFBAへの納品が禁止されている商品を紹介します。FBAを利用するなら必ず規約には目を通しておきましょうね。
常温管理できない製品
バレンタイン・ホワイトデー前後のチョコレートは例外になりますが、その他は基本、禁止されています。
(基本的に、転売では食品以外のものを仕入れますので、特に関係ありません。)
食品、食品を含む製品、食品以外で期限表示のある製品
(要期限管理商品)
消費期限の有無にかかわらず食品全般および食玩などの食品を含む製品。
もしくは、商品に期限表示(消費期限または使用期限)がなされているあらゆる製品。
※大口出品サービスをご契約の出品者様は食品など使用期限の印字のある製品(要期限管理商品)のFBA出品許可を得ていただくことが可能です。
以下の商品につきましては、出品許可を取得しなくてもFBAでの取り扱いが可能となります。
納入は、消費・使用期限の残存期間が納品時時点60日以上の商品に限ります。
- 使用期限表示があるインクトナーカートリッジ・カメラフィルム
- 有効期限表示がある食品引換券類
動植物
納入または出荷される前に生きていたと思われるあらゆる動植物。植物の種子を含むあらゆる製品も納品できません。
危険物および化学薬品
家電製品の中で注意しなければいけない商品があります。それが炭酸やガスを使用する製品です。
炭酸ガスが製品に含まれているため、FBAに納品することが禁止されている商品になります。
他に、リチウム電池を含む商品もFBA納品が禁止されています。
その他にも下記の商品が禁止となっています。
ヘアスプレー・ムース、育毛剤スプレー、スプレー塗料、殺虫剤スプレー、一部のファンヒーター等がこれに該当します。
これの基準が非常に細かく設定されているため、必ずAmazon規約に目を通して理解しておきましょう。
一度納品前にセラーセントラルで納品可能か確認するか、Amazonのアプリ,Amazon Seller で確認することをおすすめします。
確認方法は後ほど解説します。
販売にあたり関連省庁などへの届出や許可等が必要なもの
①医療機器
販売管理者の設置を要する商品はお取り扱いできません。
家庭用管理医療機器(下記表参照)ならびに一般医療機器のみお取り扱いいただけます。
特に「オムロン」は家電カテゴリによく出てくるのですが、FBA出品できないものが多いです。こちらもセラーセントラルで納品可能か確認しましょう。
マッサージ器や吸入器の一部がこれに該当します。
② 医薬品
③ 酒類
④金券、プリペイドカード
⑤各種商品券、テレホンカード、切手、収入印紙、イベント入場券など。
⑥ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属バー・インゴッド・地金・
金貨・銀貨・銅貨・記念コイン・古銭・古札
その他、詳細は、AmazonHPをご確認ください
出品制限がかかっているカテゴリ
Amazonでは毎年出品規制が増えてきています。
大きく分けて制限カテゴリーと制限商品の2つに分かれています。
大きな企業や会社の場合では、卸業者の請求書があれば、問題なく出品できても個人事業主の場合には出品制限されてしまう事があります。
ここでは制限解除に必要な事を解説していきます。
カテゴリー申請は、年々難しくなっているとは言っても、不可能なわけではなく、必要な手順を踏むことで誰でも許可を取れます。
必要な事は、手順に漏れがないように確実に申請をしていくことです。
事前に許可を取る必要があるカテゴリーは以下の通りです。
出品規制カテゴリー
ジュエリー
ペット用品
ヘルス&ビューティー
時計
コスメ、ドラッグストア
服&ファッション小物
シューズ&バッグ
食品・飲料・お酒
Amazon限定商品の出品
イタリア製品
申請する時は、カテゴリーごとに一つずつの申請が必要がありますが、一度許可されると、その後は審査なしで出品できます。
カテゴリー申請をする際の3つの必要条件
申請をする前に、3つの条件を満たす必要があります。
・大口出品者
・特定商取引法に基づく表記の記載
・請求書の提出
それぞれの項目を見てみましょう。
1,大口出品者
Amazonの出品には大口出品と小口出品があります。
大口出品者になって初めて、カテゴリー申請が可能です。ビジネスとしてはじめるなら問答無用で大口出品スタートです。
2,特定商取引法に基づく表記の記載
難しい響きですが、簡単に言うとお店の名称や事務所の住所の記載です。その方法は、セラーセントラルの「設定」をクリックします。
「出品者のプロフィール」をクリックします。
必要な事項を入力し、「保存」をクリックします。これで特定商取引法に基づく表記を登録できました。
3請求書の提出
カテゴリー申請をする際には、請求書が必要になります。
レシートや領収書、さらに納品書とは異なるので、注意しましょう。
これらの条件を満たすと、カテゴリー申請が可能になります。
許可申請の方法を解説
許可申請の方法や手順を確認していきましょう。
「セラーセントラル」から「ヘルプ」をクリックします。
「在庫と商品情報」から「特定の商品の出品許可について」をクリックします。
許可申請を希望するカテゴリーの「出品要件を確認」または「出品を申請」をクリックします。
出品する商品が新品で、JANコードがある場合や手元に商品がなく登録だけする場合は以下の手順です。
商品はすべて新品ですか?は「はい」にチェックします。
「商品に製品コード(JAN)があります」にチェックします。
続ける」をクリックします。
「いいえ」にチェックをしてから「続ける」をクリックします。
画像をアップロードする画面まで、「はい」をクリックします。
各項目に入力できたら、「申請を送信」をクリックします。
売上高の見積額には、1年間の売り上げ見込み額を入力します。
続けて、店舗情報に特定商取引法に基づく表記をします。
これで申請の手続きは完了します。数時間後に、審査結果がメールで届きます。
続いて、出品規制を解除する方法を紹介します。
出品制限について