リスト構築

この章では、「リスト構築」というノウハウを解説したいと思います。

これまで紹介してきたリサーチ方法は、ずっと時間のある限りヤフオクやメルカリの商品を片っ端から見ていくという方法論でした。

全ての商品を頭から確認していくので、このリサーチは全頭リサーチと呼ばれています。

この全頭リサーチは、リサーチ力を鍛えるにはもってこいのリサーチ方法ですが

正直、ずっと全頭リサーチをし続けて、収益は伸び続けていくのだろうか?と考えてしまったことはありませんか?

このまま収益を2倍、3倍と増やすためには、リサーチ時間を2倍、3倍と増やし続けなければいけないのか?

なんだ、結局転売ビジネスは、ずっと自分でリサーチをし続けないといけないじゃないか。

こう勘違いしている方が多くいるのですが、これは間違いです。

ここで覚えて欲しいのが正に、これからお伝えするリスト化という方法論です

 

どの様なノウハウかというと、

・過去に利益が出た商品

・自分が得意なジャンルの商品

・モノレートの反応がいい商品

このような利益が出る可能性が高い商品に絞って

・商品の名前や型番

・仕入れの基準価格

・3ヶ月で売れている商品数

を仕入れリストに記録していくのです。

これによってリサーチ作業が一気に効率化させることが可能です。

例えば、過去に販売したことがある同じ商品を、ヤフオクで再度仕入れをしたとしましょう。

初めにAという商品を見つけた時は、時間がかかってしまったり、仕入れに自信が無かったりして時間がかかってしまっていたとします。

しかしリストから商品を仕入れていくことができるようになると、リピート仕入れなので、売れる確信があります。

なので仕入れるまでの時間はどんどん短くなっていくでしょう。

こういう自信を持って仕入れられる商品が5個10個100個とあるだけで、リピート買いだけで利益を安定させることができるようになります。

リストを分ける

実際にリストを作成していくにあたり、リストは大きく2つの種類に分けていきます。

・商品のリスト

・ライバルセラーのリスト

 

商品のリストというのは、名前であったり型番などです。

ライバルセラーのリストについては次のパートで紹介します。

この商品リストの作成はGoogleスプレッドシートを使用していきます。

まずGoogle検索でスプレッドシートと検索してみましょう。

スプレッドシートはExcelと違って、Web上でデータの管理をすることができます。

リスト作成の作業を外注さんにしてもらう際にも、常に最新の情報を共有できるのでとても便利です。

まずは新規でリスト作成用のシートを作りましょう。

最初は記入する項目は少なくて構いません。画像では4つの項目を記入しています。

・リスト情報を更新した日付

・型番

・仕入れ価格

・仕入れ先のURL

これくらいの情報で十分です。

慣れてきてさらに細かく作成したい場合は、

・商品カテゴリ

・新品か中古か

・3ヶ月で売れた個数

など入力項目を増やすのも良いでしょう。

 

このリストの数の基準値ですが、僕が指導している方で月に50万円程度の利益を出している方は約1500~2000件程のリストを作成しています。

なので月の利益50万円を目指す場合は1日50件程度からリスト作成の作業を行い、2000件のリストを作成することを目指しましょう。

リスト作成の注意点

さて実際にリストを作成するにあたり、

注意してほしいポイントがあります。

 

大事なことは、

なんでもかんでもリストにしない。

ということです。

リストを作成する理由は、再度仕入れのできる見込み商品を記録し効率よく仕入れをしていくことです。

いいリストがあれば外注さんに仕入れをお願いする時も指示が出しやすいというメリットもあります。

なので、仕入れにくい商品をリスト化しても無意味なので気をつけてくださいね。

例えば、モノレートのランキングが3ヶ月で10回以上動いている商品のみリストにする。

この様に独自で条件を決め、確実に売れる商品のみのリストを作成することをオススメします。

まずは上の基準をそのまま真似してリスト作成をしてみて下さい。