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Amazon アカウントが停止になったら、頭が真っ白になりますよね。
軽くパニックに陥る方もいらっしゃるようですが、解決できるので、ひとまず落ち着きましょう。
こちらの記事では、実際に Amazon アカウントが停止になってしまったコンサル生がアカウント復活させるまでにやったことを紹介いたします。
こちらの方法で対処すると、高い確率で復活できるそうなので参考にしてください。
目次
1,アカウント停止の原因を調べる
アカウント停止になると、「 Amazon .co.jp からの重要なお知らせ」という以下のようなメールが来るので、内容を確認しその原因を確認しましょう。
2,アカウント再開のための情報整理をしよう
アカウント停止になってしまった原因によって対処方法は異なります。
メールの指示に従って、アカウント再開に必要な書類を整理して集めましょう。
場合によっては商品の請求書が必要なケースもあります。
3,改善計画書を作る
必要な書類を集めたら次は改善計画書を作りましょう。
改善計画書には以下の項目を具体的に記載することで、復活する可能性が高まるそうです。
1.今回発生させた規約違反の内容
2.今回発生させた規約違反の原因
3.同じ違反を起こさないための具体的な改善策
4.改善策を実施した場合の効果
5.改善策の実施期日:○年○月○日までに実施
6.改善策の効果が見込まれる時期:○年○月
7.改善策実施責任者氏名
アカウント停止になった方の意見を聞くと、改善計画書を提出して一発でアカウント回復したケースはほぼ無いようです。
しかし何度もスペシャリストとメールのやりとりをすることで、8割くらいの方は復活されるようです。
一度却下されたからといって簡単に諦めないようにしましょう。
必要書類の再提出は2,3回程度必ずあるそうです。
相手も人なので誠意をもって対処すれば理解してくれるはずなので、根気よく粘りましょう!
改善計画書の書き方のポイント
丁寧な文体で素直にお詫びすること、低姿勢でしっかりと社会言語で書きましょう。
改善策のポイント
・今後取り組む対策を箇条書きで書く
・ビフォーアフターでわかりやすく説明する
・問題発生時の対応方法を明確にする
・今後同じ過ちを繰り返さないためのマニュアルを用意する
アカウント復活
今回のケースでは、アカウント停止から6日程で復活することができました。
保留された売上金の入金スケジュール
アカウントが停止になってしまうと、売上金が保留されてしまいます。
売上金に関しては Amazon にて30日間の審査期間があり、引当金も保留になるため、実質1ヶ月間は入金がストップした形になります。
転売セラーが同様のケースになったら、資金繰りが相当厳しくなるでしょう。
クレジットカードで仕入れをしているので、キャッシュフローが回らなくなることが考えられます。
こういった事態にパニックにならないためにもまずは入金スケジュールを把握しましょう。
ーAmazon アカウント停止の場合
基本的な Amazon の売上金の入金は14日間隔ですが、アカウント停止中は入金日が訪れても入金されません。
アカウントが停止するタイミングによっては、キャッシュフローへの影響も変わることでしょう。
14日間するの売り上げが保留された場合と、振り込まれた直後に保留された場合ではダメージが全然違います。
当然後者の方が最小限にダメージを抑えられますね。
Amazonアカウント閉鎖(削除)の場合
アカウント閉鎖(削除)になった場合は、90日間入金が保留されてしまいます。これは購入者がマーケットプレイス保証を申請できる期限が90日だからだそうです。
ここでも14日間の入金スケジュールが変わりません。なので、アカウント閉鎖されてから90日間経過して、そこから14日後にようやく売上金が入金されるようになります。
よって最長で103日間の売上金が保留されるということです。
Amazonアカウント審査の場合
アカウント審査の入金スケジュールはアカウント停止と似ています。審査中は締日が来ても入金されません。
違う部分は販売されている状態なので、自分で出品停止をしない限りは売上の保留金額はどんどん増えていく状態です。
アカウント審査の結果から、 アカウント停止という流れも十分に あり得るので、 キャッシュフローをしっかり頭に入れてから販売戦略を判断する必要があります。
アカウント審査は最大で30日間、審査が無事に終了すれば30日経過後の締め日で入金されます。
アカウント審査の結果、アカウント停止になった場合は、アカウント審査が入った日から90日後の入金になります。
キャッシュフローを保つ3つの方法
アカウント停止、アカウント閉鎖になってしまったら、 とにかくキャッシュフローが滞らないように対策しましょう。
以下の3つの方法で乗り越えることができます。
1,在庫を他の販路で販売する
2,新規セラーアカウント作成し、商品を移行して販売する
3,クレジットカードの支払いを一時的リボ払いに変更する
順番に詳しく解説していきます。
1,在庫を他の販路で販売する
在庫が Amazon で売れたら Amazon の売上になりますが、審査期間中は一か月ほど売上金が保留になるため、他の販路での販売がないと、通常の収入がゼロになる可能性があります。
よって、 Amazon在庫をヤフオクに出品して、売れた場合にマルチチャネルで発送することで売上を立てることができます。
ヤフオクなら、入金タイミングも Amazon より早いのでおすすめです。
ヤフーショッピングや楽天などの販売アカウントがある場合なら、そちらもオススメです。
2,新規セラーアカウント作成し、商品を移行して販売する
これは複数アカウントを作って販売する方法ですが、リスクがあります。
アマゾン川新規アカウントで売り上げが突然上がった場合に調査対象にしているので、その際にアカウントの複数運用がばれてしまうとそのままアカウント閉鎖という最悪のシナリオも考えられます。
キャッシュフローの問題から早く商品の売上を建てたいと思っても、新規アカウントにはそういったリスクがあることを踏まえて運営していきましょう。
3,クレジットカードの支払いを一時的リボ払いに変更する
苦肉の策にはなりますが、キャッシュフローを回すには致し方ありません。カード会社に連絡すれば一時的にリボ払いにすることもできるので、 Amazon から入金されるまではリボ払いで対処しましょう。
もし、垢バンになってしまったら
改善報告書が通らない、
アカウント審査が通らない、
こういった場合はアマゾンから閉鎖(削除)の通知が届きます。
もしも駄目だったら仕方ないので、切り替えて新しいアカウントを用意しましょう。
新しいアカウントを用意する場合は、以前のアカウントと紐づく情報は一切被らないようにする必要があるので、そちらはまた別記事にて解説します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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