アマゾンに危険物SDSシートの提供を求められた場合の対処法

転売の出品先に Amazon を利用していると 、販売中の商品が突然販売不可になり、SDS（MSDS）シートを提出するように求められることがあります。

SDSってなんやねん？

いきなりメールが来てSDSシートを送れと言われてもどう対処しているのかわからない方も多いと思うので、SDS（MSDS）について解説します。

SDS（MSDS)シートとは？

SDS、あるいはMSDSと呼ばれるシートは、安全データシートのことを言います。

安全データシートは、メーカーあるいは輸入業者によって作成された書類で、物理・化学的特性、物性・健康上の危険性、接触経路、安全対策あるいは、安全の使用上の注意、応急処置方法などが記載されているのになります。

転売で危険物商品を仕入れた時、もしくはすでに出品中の商品からまれにSDS情報をアマゾンから送るように連絡が来るときがあります。

SDS（MSDS)を求められる危険物とは

危険物に当てはまる商品は以下のようなものになります。

また

・引火点が２５０℃以下

・スプレー缶に入っている

・圧縮されたガスである

など、

これらの危険物の商品を取り扱う際にはアマゾンからSDS（MSDS）情報を求められることがあります。

危険物でFBA販売出来ない商品

危険物は MBA で販売できない商品があるので理解しておきましょう。

花火類、クラッカー、発煙筒、消化器、ボンベ、業務用アルコール、ペンキ、液体バッテリー、強い磁石、エンジン類はFBAに納品できません。

危険物を初めて取り扱う方、取り扱いたい方

危険物を初めて取り扱う方は Amazon にリクエストフォームから連絡する必要があります。

Amazon 危険物取扱リクエストフォーム

Amazon から SDS(MSDS) 情報を求められた場合

危険物として指定されている商品を出品する場合は、特定の商品情報および文章 Amazon に提出する必要があります。

SDS（MSDS）情報をもし Amazon に求められたら以下の内容のものをメーカー側に用意してもらいましょう。

１，最新の SDS

5年以上前の SDS は無効となってしまいます。

２，サプライヤー情報

シートにサプライヤー情報を記入してもらいましょう。

SDS 情報は基本的に16章で構成されています。それが確認できたら、書類をPDFファイルに変換して以下よりアップロードしてください。

SDS情報はメーカーによっては対応してもらえないこともあります。

その場合は、他のチャネルで販売してしまいましょう。

SDS（MSDS)情報の開示を求められる商品の傾向としては、在庫切れなど出品者がいなかった商品を起こして販売する時に Amazon から言われることが多いです。

ですので、在庫切れの現物商品の取り扱いは注意しないといけません。

在庫切れ商品は、基本的に高利益で販売できるものなので、SDS情報の開示を求められて面倒くさいという理由で対処しないのはもったいないので、一度メーカー側に問い合わせをすることをお勧めします。

危険物の申請については、一度覚えてしまえば特別難しいことではないので、リサーチで高利益が見込める商品を見つけたら積極的に仕入れを行いましょう。

在庫切れ商品を狙う際は、一度に商品の大量仕入れなどをしなければリスクは回避できるかと思います。

そこだけ注意しながら危険物を取り扱って頂けたらと思います。